本日12月4日に6月28日から逆行を開始していた海王星が順行に戻ります。
天体が動くタイミングは、気付きが多いものです。海王星は夢見の天体。自分の心の中の愛や願いについて、何か気付くことがあったのではないでしょうか。詳しく書いていきますね。
精神的な願いを確かめた期間
海王星は魚座26度『影響を分割する新月』から魚座23度『精神主義的な現象』という、度数まで逆行し、順行に戻っています。
魚座26度は、自分を生きることへの純粋なひたむきさを表す度数で、それぞれが自分にふさわしいテーマを見つけて生きていくことを表しています。
海王星が逆行し始めた時期から、自分の生き方について考えてみた人は多いのではないでしょうか？海王星は夢見の天体ですので、スケール的には、常識を超えているけれども、私たちの精神性に関係する星なので、自分の精神性を問われた期間にもなったと思います。
また、魚座23度は、地に足をつけ、心に秘めた生き方を実践する度数で順行に戻っています。心の中で思い描く理想を、現実の中でしっかりと実現することを表しています。
海王星の良いところは夢を見せ、潜在的な願いや心を見せてくれること。また、海王星は愛を与える星でもあるため、愛をどこに注ぐのかなどを考える機会となり、ロマンと愛を感じさせます。
一人一人テーマは違います。そのテーマを決める期間だったと考えてもいいのかなと思います。
目には見えませんが、精神的な個人のテーマは、その人自身の生き方に反映されますし、実際の現実的な歩むにも関係してきます。
海王星が逆行している間、夢を見たことは何でしょう。
叶えたいと思ったことは何でしょう。
それは、これから実現していくことで、あなたの心からの願いでもあるでしょうし、大切なあなたの精神性を支えるテーマにもなるでしょう。
個人のテーマが社会のテーマと繋がる時
今の時点で、それぞれの新しいテーマが見つかっていると思います。これから、軌道修正することがあるかもしれませんが、そのテーマは精神的な部分に関わることでしょうし、そのテーマを明確にするからこそ、集まってくる仲間もいるでしょう。
そのテーマが社会の一部と関係するものにもなっていくのかなとも思います。
抽象的なことを書いているのですが、今後の時代の流れの中で「精神性」というのは、とっても大切な一つの核になっていくと思います。
スピリチュアルの世界でよく話されていたと思いますが、私の感じる「精神性」は個人の幸せだけを語るものではなく、社会や世の中全体がどうであれ、自分がどんな生き方を信じ歩むのかです。そこには、社会全体のことを描くスケール感があってもいいと思います。
個人の幸せだけを願うのは古臭くて、これからどんなバトンを渡していくのかとか、社会全体をどんな方向にしていくのかなど、個人の力だけでは到達しえないものを目指し、同じ志や精神性を持った仲間と一緒に頑張っていけると結果的に幸せな未来へと繋がっているのかなと思います。
ちょうど、射手座の季節に入って「精神性」を問われることが多くなっているように感じます。
今一度、自身が何を目指し、どんな志で歩んでいくのかを確かめる機会にしてみるといいのかなと思います。
ご参考までに☆
福本泰子
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