【2022/5/23】~魚座下弦の月~

星の流れ

 5月23日 3時42分頃に魚座で下弦の月が起こります。

 下弦の月では、天王星がACにノンアスペクトで重なっているため、自分自身の変化を大きく促されるでしょう。ノンアスペクトですので、舵の切り方は極端になりますし、それをコントロールするのも難しいでしょう。

 また、冥王星が社会を表すMCにタイトに重なっているため、社会的な立場や仕事、社会での人間関係が大きく変わるということも起こります。

 変化・変容は、流れに乗って突き進んでいけるのであれば、歓迎されるものが多いでしょう。

 ただ、迷うし揺れるし、心は落ち着かなくなることが多くなります。
 順番に書いていきますね。

魚座の月の葛藤

 月は魚座2度『ハンターから隠れているリス』という、周囲から距離を置き自分の内面を見つめる度数で起こっています。

 月は双子座の太陽と水星と葛藤の配置で、それ以外にアスペクトがありません。魚座の月は、感情や感覚的なところで揺れやすく、感情の起伏もはっきりとしていて、相手と自分との心の境界線を引きにくくなります。

 しかも、コミュニティやネットワーク、未来などを表す11ハウスにあるため、外からの刺激をたくさん受け、それを受け流すことが難しくなります。相手の想いに敏感になり過ぎて、相手の想いまで背負ってしまうことがあるかも。
 所属するコミュニティ、集団、友人や知人などから良い影響を受けることもあれば、気を使い過ぎて疲れてしまうこともありそうです。

 ただ、揺れるからこそ気付く事もあります。感じとるからこそ、何かを変えようとする気持ちにもなれます。突然の変化は、最初は受け入れ難いかもしれませんが、必ず未来に繋がっていて、必要だからこその変化です。

自分に目を向ける時

 自分に目を向けるからこそ、自分自身の「豊かさ」に気づくことができます。

 それは、自分では分かっていなかった「豊かさ」かもしれません。魚座の月は心揺れることがありますが、周りからの反応は、自分の「豊かさ」が反映された結果です。

 太陽は、自分自身を表す1ハウスにあって、様々な星と小三角と呼ばれる協力的な配置を取っています。太陽のサビアンシンボルは双子座2度『こっそりと靴下に物を詰めるサンタクロース』という、自分の内面の豊かさに気づき楽しむことを表すシンボルで起こっています。

 月も太陽も、自分の内面に意識を向けています。
 ただ、自分で気付くというよりも、外側から気付かされることが多く、気付かされたことに対して、素直な自分の気持ちを受け止めることが、自身の豊かを知るきっかけになります。
 だからこそ、周りに気づかされることがたくさんあります。でも、心は「え?ほんとに?」と思うことがあって、受け止めるには時間がかかるかもしれません。

 気付いたことで、もし違和感があるなら、どんどんと現実を変えていきましょう。
 内面の「豊かさ」は誰もが所有していますが、客観的に自分を見つめると、実は求めていたものとは違うということもあり得ます。

魚座の下弦の月のポイント

☆自分の心に素直であること。
☆外からの影響
を受けやすく自身を見直すきっかけとする。
☆自分の内面の「豊かさ」が外の世界に反映されていることを感じる。
☆違和感を感じたら即「変化」を選んで現実を動かす。
☆迷いや揺れる心と向き合いながら、自分の心に従って、行動を起こしていく。

 以上でございます!
 柔軟宮の季節は揺れやすいですが、物事を軌道修正しやすい時期でもあるので、変えたいことがあるなら、思い切って変えてみましょう。
 思い切った舵取りができる時ですから!
 

 自分で意志を持って変えるよりは、流れや直観に従って、いつの間にか変化していた…
 と言うぐらいがちょうどいいです☆

 心が何を感じ、何を求めているのかに正直に。

 福本泰子

 

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