本日 6月7日 23時48分頃に乙女座で上弦の月でした。
上弦の月は手放しのタイミングです。この上弦の月では、インパクトのある出来事やショックなこと、人間関係での変化などを通して、考えが徐々に変わっていく経験をします。
考える時間の長短はありますが、考えて、決めて、動くことができれば、あっという間に物事は変化していくかもしれません。
その前に、モヤモヤや怒り奮闘、びっくりすることが出てきて、感情が揺さぶられ、気持ちが落ち着かなくなることもあるので、人によってはストレスを抱えることもあるでしょう。
詳しく読んでいきます。
人間関係での驚き
月は人間関係を表す7ハウスにあって、サビアンシンボルは乙女座17度『噴火している火山』という、衝撃的な人生の変化や自分でも抑えきれない衝動を内側に持っていることを表すシンボルで起こっています。
また、突然のショックに出会いやすいことも表していて、何かしら人間関係で驚く出来事が起こるでしょう。
牡牛座にある金星や天王星が協力的な配置を取っているので、それで、決定的に関係性が悪くなることはなく、気持ちが揺さぶられる出来事をきっかけに、関係性をよく変えていこうとする心構えを持つことで、むしろ、関係性に良い変化を生むことにもなりそうです。
ただ、そうなるまでには、考えるプロセスも必要となるでしょう。考える時間は迷いや不安もあれば、怒りがおさまらないなど、しんどい想いをする人もいそうです。逆説的ですが、それを打開するためにも「考えるプロセス」が必要となります。
とにかく細かく考えを分解していく
太陽のサビアンシンボルは双子座17度『健康の頭が知性により分解される』という、情感から心へ、本能から試行への知的な変容のプロセスに関連することを表す度数で起こっています。
また、太陽は、家や家族、潜在意識を表すICと重なっています。
心乱れる事や戸惑うこと、揺れることがあっても、そこからどうにかこうにかして、知性へとプロセス変換していく必要があることを表しています。
そのため、感情であれ、まとまらない思考であれ、できるだけ細分化し、自分の考えを細かく分解していくプロセスが必要となります。
分解された知性は、今後の自分のベースとなる考え方にもなるでしょう。
とは言うものの、直感も大事
自分自身を表す1ハウスに牡羊座の火星と木星がノンアスペクトで滞在。
ノンアスペクトは力を溜める状態でもあるし、力を発揮する配置でもあります。
特に、火星は牡羊座にあると、パワーがみなぎっているので、発散させずにはいられません。ただ、その方向性は、定まっていない方が動きやすそうです。
目的や目標に囚われず、自分の心や感情、考え方に囚われず、時には思い切って行動を起こしてみると、気付けることもあるでしょう。
心の動きは激しいですが、やることは意外にシンプルです。
心や思考が追い付かないこともありますが、後から考えても大丈夫!
投げっぱなし、やりっぱなしにだけならないように注意しましょう。
乙女座上弦の月まとめ
☆シンプルイズベスト
☆人間関係でのショックな出来事や驚くことがあるかも。心揺さぶられることは、関係性を良く変えるチャンスでもある。
☆モヤモヤや葛藤、怒りなど、できるだけ感じた事や考えた事は細分化し、自分のものとする。
☆考えるプロセスは必ず必要。考えた分だけ、自分の肥やしとなる。
以上です!
揺れるタイミングですが、決して悪いことばかりでなく、むしろ良く変えていくための通過地点。
そういったタイミングです☆
ご参考までに☆
福本泰子
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