7月14日 3時37分 山羊座で満月です。
この満月では、負けを認めることや潔く諦めることで、新しい変化が舞い込む可能性があります。
負けを認めることや人に譲ることは、悔しい思いをする反面、ほっとすることもありそう。
私たちは、本当は終わっているものを待ち続けていただけなのかもしれませんし、叶わない夢や希望を持ち続け、すがっていただけなのかもしれません。
負けを認めることや諦めることは、悔しい想いもセットで抱え込むかもしれませんが、きっと周りの人達は、そんなあなたを見て、優しく包み込んでくれるでしょう。
詳しく読んでいきます。
山羊座22度『潔く敗北を認める将軍』
満月の月のシンボルは山羊座22度『潔く敗北を認める将軍』です。
争いでの敗北を認めることで、物事の本質に迫ることができる度数です。人間関係での争いや心の葛藤、何かあがいていたことがあるなら、負けを潔く認め、受け止めることで、精神的な成長や人生の深みを知ることになるでしょう。
誰にでも抗いたいことや認めたくないことはありますが、相手も努力をしていますし、可能性の芽を伸ばそうとしています。そこを摘み取ってしまうのは、あなたにとっても、相手にとっても、良いことではないでしょう。
蟹座22度『ヨットを待つ女』
太陽は水星と重なって、自分自身を表す1ハウスにあります。
このシンボルは、受け身の姿勢で待ち続けることを表していますが、満月のホロスコープ図は、決して待つだけが正しいとは記していません。
確かに、待つことは受け止めることでもありますし、機が熟すのを見守る効果があります。しかし、満月では、どちらかと言うと、負けや諦めの気持ちを待っても仕方がないものだと認め、前進するために描かれています。
調停の位置に牡牛座天王星がドラゴンヘッドと重なって、知人や友人、コミュニティを表す場所で記されているので、負けを認めることや待っていても仕方がないと思えるタイミングは、新しい人間関係や新しいツール、やり方を発見した時に訪れることもあるでしょう。
新しいものが、状況を変えてくれます。
受けとめてからが大事!
満月は、心の葛藤を受け止めて手放してからが始まりになります。
ACにリリスが重なっているので、欲目や見たくない自分も見つめなければいけない状況が訪れそうですが、それさえも見せてしまう方が、生きやすくなります。
誰もが良いところや悪いところ、見られたくない自分や知られたくない自分を抱えています。
それを、敢えて見せることで、相手にも笑って受け入れてもらえるタイミングでもあります。
満月では、他者を許すこともありますし、自分自身を許すこともあるでしょう。また、同時に他者を癒すことや自分自身を癒すこともあります。
傷ついた心は、人と関わることで、人から認められることで、癒されることもありますし、社会が認めてくれることもあります。
諦めることや負けることで得られるものがあることを、満月では実感するかもしれません。
ただ、そこに浸るのではなく、変えて前進することは求められています。
状況を変えていくことは、容易いことではありませんが、それでも気付いた事があるなら、変化は必須となるでしょう。
山羊座満月まとめ
☆負けを認める。待っても仕方がないことは諦める。
☆状況は新しい出会い、ツールややり方が変えてくれるかも。
☆待つことが正しいのではなく、負けを受け止めるための猶予があるだけで、認めた後は、前進するために考えを変え、行動を起こす。
☆情けない自分も見せることで、魅力となる。
☆どんなあなたでも、周りの人達は優しく見守ってくれる。
☆受け止め、癒し、満足した後は、前進する。
以上でございます!
ふと、力が抜ける事や気分がスッキリすることがありそう。特に、人間関係でのいざこざや膠着状態にあったことは、この辺りで解決するでしょう。
心、身体の面で崩してしまうこともありそうですが、それも正直な気持ち。
結局のところ、抗ってしまうのは、自分の良さであり、成長するポイントでもあることを、知ることになりそうな山羊座の満月です。
ご参考までに☆
福本泰子
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