【2022/9/26】天秤座新月

新月・満月

 9月26日 6時54分頃に天秤座で新月です。
 新月は「始まり」のタイミングで、特に今回のてんびん座の新月は、その印象が強くあります。

 ただ、始まりと同時に、終わりをどれだけ意識できるか。変わってしまっている状況をどれだけ気付き、受け止められるかが鍵となるでしょう。

 詳しく書いていきます。

天秤座3度『新しい日の夜明け、すべてが変わった』

 新月は、天秤座3度『新しい日の夜明け、すべてが変わった』という、自分ではどうにもならない、自然がもたらす始まりや循環の力を表す度数で起こっています。
 変わることは必然で、その流れに抗うことはできません。それよりも、変わってしまったことに気付き、心機一転生きなおすことを心掛けることで、可能性の幅が広がることを、このシンボルは表しています。

 また、新月は、直感やインスピレーション、総決算や浄化を表す12ハウスにあるのも印象的です。12ハウスは、次のサイクルに入る前の仕上げの部屋。そこにある天体は無意識化するため、はっきりと明示されるわけではないのです。

 明示されるわけではありませんが、次のサイクルに入るには、まとめ上げなければいけない。その過程の中には、捨てるものや整理するものも出てきます。

 新月や乙女座の水星とゆるく重なっているので、ふと思い浮かんでいることを、ノートなどに書き記すことで、モヤモヤとしている意識を視覚化し、今の自分の立ち位置を確認することができるでしょう。乙女座の水星の役割が、今回の新月では、重要になります。

気付くことが大切。

 重複しますが、始まりを表すタイミングであるにも関わらず、とっても意識しにくい場所で新月は起こっています。

 だからこそ、「気付く」ことがとっても大切
 また、リリスが社会を表すMCにも重なっているので、気付きたくないことにも気付く必要はありそうです。

 乙女座の水星は、山羊座の冥王星から「再生」を投げかけれているので、かなり集中して、無意識にあるものを意識することで、自分の土台となる部分が見えやすくなります。

 無意識にあるものは、気付かなければ漂っているだけ。ですが、状況は変わっているので、流されてしまうだけになってしまうかもしれません。

 それならば、意識して、自覚した上で挑んだ方が、後悔はないと思います。
 記す、コミュニケーションをとる、細かく考えることをやってみてください。とっても大切なタイミングになりそうなので、ぼんやりとしていることでも、ひとまず文字や言葉にしてみましょう。そうすることで、何が変わってしまって、これからどうしていけばいいのかがわかるでしょう。

心と身体を癒す

 身体や仕事を表す6ハウスに牡羊座の木星、魚座の海王星、牡羊座のキロンが入室しています。

 木星は新月と向き合って、海王星は水星や金星と向き合っています。緩く寛容で、拡大を意図する天体達が、新月にエネルギーを送っています。

 また、キロンは傷や癒しを表す小惑星です。

 仕事や身体、心などの不調が出るかもしれません。そこで無理をするのではなく、リラックスして、寛容に自分の心と身体を受け止め、不調があるなら、まずは癒してあげることで、気付きを多く得ることができるでしょう。

 「始まり」を表すタイミングですが、無理に始めるというよりも、「気付く」からこそ始まるものがありそうです。

 そのために、心や体を癒し、リラックスした状態になることで、受け止められる可能性の幅が多くなります。
 仕事でも、上手く行っていないことがあるなら、人の手を借りることも考えてみて。

天秤座新月まとめ

 もうすでに始まっている何かがあります。
 そこに気づくには、意図して気付く必要があります。

 ただ、流されてしまうだけでは、後々、後悔してしまうかも。
 ノートに記す、コミュニケーションを取る、言語化していくことを意識すると、今、何を感じ、何を考え、何が変わってしまうのかを意識することができるでしょう。

 そして、自分の心と身体を癒して。仕事でも、不調を感じたら、頑張り過ぎないように。

 直感やインスピレーションなどの感覚的な部分も敏感になるので、感覚で感じることには、正直であるといいでしょう。

 すごく意識しにくい新月ですが、確実に変わったものもあるし、始まっているものもあります。それをどう意識し、自分に落とし込むのか。

 流されるのが楽しい人は、流されるのも楽しんでみるのもいいかも(笑)

 ご参考までに☆

 福本泰子

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