【2023/2/14】~蠍座下弦の月~
2月14日 1時頃 蠍座で下弦の月です。
2月14日は、バレンタインでもありますね!
愛情面では、あなたの深くて優しい愛が伝わります。
また、あなた自身が、深くて優しい愛を感じることもあるでしょう。
家族や身近な人からの暖かな愛情は、あなたの純粋な心を癒してくれます。
詳しく書いていきますね。
心の奥にある想いを知る
月は蠍座25度『X線』。
通常では見えないような深層にあるものを見る力を表し、洞察力を鋭くし、全体的に物事を観察することを表す度数です。
月は直感やインスピレーション、無意識の領域、過去を表す12ハウスに入室しています。
ふと、感じることがあるでしょう。あなたの心の奥にある愛情を。人から気付かされることもあれば、自分自身が気付くこともあります。
家族や身近な人からの優しさを受けとることもあります。「大好き!」とストレートに表現されることもあるかもしれません。
ストレートな愛情は、あなたの幼い頃の傷や純粋故に傷ついた心を癒してくれるでしょう。
あなたの豊かな愛情は、できれば言葉にする方が良くて、話すからこそ、癒すことができますし、癒されます。
この下弦の月では、深い部分での「癒し」が起こるでしょう。
試練と向き合う
ただ、愛や癒しを感じて、まったりと終われる感じではありません。
そこには何かしらの「試練」があります。
太陽は水瓶座25度『右の羽がより完全に形成されている蝶』。
理性を働かせて冷静に物事を進め、どんな環境や状況でも揺らがず生きていける自信を表す度数です。感情を制御し、冷静さが全身を包みます。
すごく、愛情を感じるし、愛を表現したくなるし、癒しも感じるタイミングではあるものの、太陽には土星も重なっていて、尚且つ、とても理性的な度数で下弦の月は起こっています。
その両方が必要で、感情に揺るがされるのではなく、理性的に解決する道を真摯に考えることが大切なタイミングとなります。
愛があるからこそ頑張れる。
愛があるゆえに苦しい。
矛盾する気持ちを抱えながらも、未来を描き、課題を乗り越えることが、自分自身を高め、成長へと導いてくれるでしょう。
誰しも、傷や痛みは背負っているモノ。
それを癒し手放すことができます。そこに浸っていても何も始まりません。
大事なのは、どんな経験をしたとしても、必ず癒すことができるし、その経験は無駄ではないということ。自分を縛っていた想いに固執していたなら、そんな思いは手放して。
そんな自分の想いさえも自分を創り上げているものだと理解し、未来へと目を向けることが大切なタイミングとなるでしょう。
蠍座下弦の月まとめ
深い愛情、身近な人の愛を感じる時。
「大好き!」とストレートに言われることがあるかも。
あなたが愛を伝えたいなら、言葉で伝えて。また、誰かからの愛情を言葉で伝えられることもあるでしょう。
ただ、愛や癒しだけがテーマではなく、自分の課題とはきちんと向き合う必要があります。
どんな傷も痛みも、あなた自身の経験です。誰しもが、生きている中で傷や痛みを背負うもの。でも、それを理由に感情にばかり振り回されていては、前を向くことはできません。
課題は乗り越えるからこそ成長できるもの。
向き合ったからこそ、得た経験が自らの血肉となり、未来へと活かされていきます。
福本泰子