【2022/6/21】魚座下弦の月

星の流れ

 6月21日 12時10分頃に魚座で下弦の月が起こります。
 夏至直前で『浄化』のタイミングにもなる下弦の月となるでしょう。

 詳しく書いていきます。

心の中の理想を肉付けする。

 月は魚座の最期の度数『偉大な石の顔』という、人生のビジョンを明確化するシンボルで、夢見を表す海王星と重なり合っています。

 月と海王星が重なることで、普段は意識しにくい「潜在的な望みやビジョン」が、顕在化しやすく、直感やインスピレーションとして、ふと降りてくるでしょう。

 そのため、普段は気付いていない自分自身の気持ちに気づき、戸惑うこともあるかもしれません。

 また、月は健康を表す6ハウスにあるので、身体的にデトックスが起こって、風邪をひいてしまう、体調を崩してしまう、何となく落ち込んでしまう、眠くて仕方がないなど、一旦、心身の不調を感じることもあるかもしれません。

 不調を感じるとすれば、それは、無理をしていたのかもしれませんし、我慢をしていたのかもしれません。心や体の声にも耳を傾けてあげると、何かしら気付くこともあるでしょう。不調を感じたら、無理をしないことも忘れずに☆

 月は、冥王星や金星と小三角を築いているので、潜在的な望みやビジョンは、これから先、自分にとって大事なものになっていくでしょう。

 また、魚座の最終度数は、ただ想い浮かべるだけでなく、肉付けし、形にしていくことで完了します。そのため、ビジョンやイメージを具体化するために、試行錯誤をする必要があります。

自分が望んでいることと周りが望んでいること

 今回の下弦の月の葛藤は、自分が望んでいることと周りが望んでいることの落しどころを見つけることにあります。

 太陽は双子座最終度数『水着の美女たち』という、社会や集合意識的にみんなが望んでいるものを具体的に表現し、賞賛されるシンボルで起こっています。

 月が手放す側にはなりますが、月は海王星、冥王星、金星と協力的な配置を取っていますし、人間関係を表すDCには、牡羊座の木星が重なっているので、誰かしらの応援や手助けがあることを示していて、手放すとすれば「望んでいない自分自身」でしょう。

 みんなが望んでいるものを表現すること、望んでいることを形にしていくことも大事ですし、考える必要はありますが、それ自体が「あなたが望んでいるものなのか」がもっと大事になります。

 どんなに望まれるものであっても、賞賛されるものであっても、それ自体があなたが望んでいないものであるならば、それは、あなたを幸せにするものではないでしょう。

 しかし、あなたが望んでいるもので具体的に形にし、表現し、喜ばれるものであるならば、それが一番応援される形になります。

 DCに重なる木星は、誰かからの助けや応援があることを示しています。

 ただ、木星は良くも悪くも明るみに晒すので、良くも悪くも、自分自身も、他人に対しても、素の姿も見えやすくなります。良くも悪くも他者から学ぶことがあるタイミングです。

 基本的に手助けや人の暖かさ、素直さを感じることの方が多くなりますし、あなたも人を応援する気持ちや優しさが芽生えるでしょう。

 色々な経験や人との関わりを通して、自分の気持ちを知ることにもなりますし、素直な願望を知ることにもなります。

 その気持ちをベースとして、ビジョンを形にし、周りにも喜ばれる形を作っていくことが、この下弦の月の目標となります。

魚座下弦の月のまとめ

☆潜在意識が顕在化しやすく、素直な自分の気持ちに気づける時。
☆心、身体のデトックスが起こりやすい。心と体の不調、眠くて仕方がないなら無理をせずに休む。
☆自分の望みやビジョンと周りからの望みの落しどころを考える。
☆どんなに望まれるものでも、あなたが望んでいないなら、それは幸せではない。
☆あなたの望みやビジョンを顕在化し、肉付けし、具体的にしていき、周りにも喜ばれる形を試行錯誤する。
☆自分自身と他者の素が見えやすい。
☆他者からの応援や手助けを受けられる可能性もあるし、避難される可能性もあるが、どちらにしろ良い形にはおさまりそう。
☆自分の気持ちに嘘をつかない。望みやビジョンを叶えられるように頑張る。

 以上でございます!
 下弦の月の次は「夏至」です。夏至は秋分までの流れを示してくれるタイミング!
ここから3カ月も、自分自身の内側に見ていくことになりそうです☆
 また、記事にしてアップしますね!

 福本泰子

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