【2023/3/15】射手座下弦の月

星の流れ

 3月15日 11時8分頃 射手座で下弦の月でした。

 柔軟宮で6つ天体が関わっていて、火星や海王星と一緒にT字スクエアと呼ばれる、葛藤が強い配置がホロスコープで出来上がっているので、迷うことや不安に思うこと、急な路線変更などが起こる可能性があります。

 柔軟宮同士なので、それで物事が滞るというよりは、より活発に動いていくという感じになるでしょう。迷いや不安があるからこそ、どうすればいいのかを考え動くことができます。
 また、海王星は太陽とも重なっているので、夢や希望を叶えるためにはどうすればいいのかなどをぐるぐると考えることもあるでしょう。

 詳しく書いていきますね。

浄化

 太陽は魚座25度『聖職の浄化』という、生活の上での個人のエゴの浄化のために生き方を繰り返し修正するシンボルで起こっています。また、常に反省することを心がけ、真の良心に従った暮らしに取り組むことや精神面ばかりでなく、現実面も大切にし、バランスの取れた人間性を回復させることも意味しています。

 太陽は、水星と海王星と重なり社会を表す10ハウスにあって、双子座の火星や月とは葛藤の配置です。未来へのビジョンや夢、理想があったとして、それを叶えるためには、一度、身の回りの状況を整理した方がいいです。

 10ハウスなので、仕事かもしれませんし、外での付き合いかもしれません。
 また、考えるよりも、感じるままに。直感で動くことで、状況は変わっていくでしょう。

 度数的に、そこに自分のエゴが混ざっていないかは向き合った方がいいでしょう。
 魚座は奉仕のサインですので、そこに少しでもエゴが混ざっていると、良くない方向に向かっていく感じもします。

内側の豊かさに気づく

 もっと、自分の豊かさを表現してもいいでしょう。
 内側に眠らせておくだけでなく、その豊かさを持って、表現していくことを考えてみるといいのかも。

 月は火星と向き合っているので、感情の浮き沈みがあるかもしれませんが、柔軟宮なので、カッとなっても、あの手この手で手法を変えて、考えて動くほうが物事が進展していきます。

 それが、豊かさに基づくものであれば、上手く昇華されていくでしょう。

射手座下弦の月まとめ

 この下弦の月では、思い悩んでいることもため込んでしまっているものも、本当に必要なのかを考え、必要でないものは心理的にも物理的にも手放すことをどんどんと行うといいでしょう。

 心身の整理をすることで、軽やかに未来を歩くことができます。

 自分にとって、必要なものであれば、これからも大切にすればいいし、必要でないものは手放す。
 自分にとっては大事にしていたつもりでも、案外、あっさりと手放せるものかもしれません。

 それが、根強く蔓延っていて、前に進むことを阻んでいたのかも。

 いつでも、自分にとっての壁は、自分が作ってしまっているもの。

 ありきたりかもしれませんが、作ってしまった壁ならば、自らが壊していくしかありません。

 その方法は、色々とあるでしょうし、考え方一つで変わることもあるでしょう。

 ご参考までに☆

 福本泰子

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました