【2022/10/10】牡羊座満月

新月・満月

 10月10日 5時54分頃 牡羊座で満月が起こります。
 満月は始まりを表すACに太陽が重なっていて、月はその反対側にある、社会の窓を表すDCに重なっています。

 自分自身の意志や意図を元に、行動を起こしていくことになりますが、その意志や意図は、潜在的なところをしっかりと見つめることで分かります。

 詳しく書いていきますね!

天秤座17度『引退した船長』

 太陽は天秤座17度『引退した船長』という、一歩引いて問題の原因を分析することや過去の失敗の原因を分析している様を表すシンボルで起こっています。

 また、太陽はACに重なってはいますが、過去や潜在意識を表す12ハウスにもかかっているため、じっくりと過去を振り返る時間や目には見えていない自分の意識を探ってみると、思いがけない発見があるかも。

 感じて、考えて、自分自身の取り組んできたことや頑張ってきたこと、失敗したことも含めて、納得ができれば、そこからまた始めることができます。

 前に進めないと感じていた人も、何かしらの糸口を掴めると思いますので、新たに走り出すことができるでしょう。

 その糸口は、過去かもしれませんし、直感やインスピレーションでふと降りてくるヒントかもしれません。明確に表されるものではないので、とにかくぼんやりと考えてみる時間を持ってみるといいでしょう。

 また、月は対人関係を表す7ハウスにあるため、対人関係からきっかけを得ることもあります。

他人を通して自分を見つめる

 月は牡羊座17度『2人のしかめつらした独身女性』という、ひたすら自分自身の内側や鏡に映る自分自身を見つめ、心の細部をしっかりと見つめるシンボルで起こっています。

 また、社会の窓を表すDCとも重なっているため、社会を通して、他人を通して、自分自身を見つめる機会を得ることができるでしょう。

 月は傷や癒しを表すキロンとも重なっているので、何か傷つく経験をする可能性もあります。痛みを伴うことで、自分の気持ちに気づくこともあるでしょう。また、人との関わりを通して、癒されることで、本心に気づくこともできそうです。

始めるために心を見直すタイミング

 秋分以降、「始まる」流れができています。9日には冥王星の逆行も終わっているため、立ち止まるのではなく、進む流れになっていきます。

 23日には土星も逆行を終えるため、そのスピードはこれから加速していくでしょう。
 ただ、しっかりと自分自身の気持ちを見つめ、自分自身について考えることがとっても大切になるため、急いで物事を始めていくのではなく、まずは考える時間を設けると良いでしょう。

 自身の願いや願望、素直な気持ちに忠実になることと、それをすることで、自分の人生を愛し楽しむことができるのか。
 時には、欲や野望のような、一見、目をそむけたくなるような想いと向き合わなければいけないこともあるかもしれません。

 それら複雑な感情も含めて、どう自分の人生を解釈し、納得させ、どんな行動を起こし、何を目標として頑張っていくのか。

 自分自身の気持ちと先の未来に対してのビジョンへの思慮の深さが必要になるので、想いのままに動くのは、ちょっと違うのかなという感じです。

 「自分らしく」がとても大事なのですが、自分らしさを踏まえた上で、どんな手を打っていくのかを検討するためにも、過去や経験を振り返ってみるといったところかもしれません。

牡羊座満月まとめ

 「始める」前に振り返ることがとても大切です。同じ過ちを繰り返さないためにも。同じように傷ついてしまわないためにも。

 理想の自分と今の自分は乖離しているかもしれませんが、理想の自分、理想の人生に近づいていくために、考え、納得し、目標を立てて進む必要があります。そのための振り返りです。

 単純に人に癒される。身体を休める必要がある人もいそう。考え過ぎると迷路にはまり込んでしまうので、そういった時は、一番高い目標を思い出して奮起させましょう。

 これからは「自分らしく」が大切ですが「時流を読む」というのも大切になっていきそうです。

 ご参考までに☆

 福本泰子

 

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