【2024/3/4】射手座下弦の月

星の流れ

 3月4日 0時23分頃 射手座で下弦の月です。

 下弦の月は、星々がホロスコープの下半分に滞在しているので、自分と向き合うことが多くなります。外にはあまり意識は向かず、自分自身と対話することが多くなるでしょう。

 3ハウスに星が集まっているので、考えることや学ぶこと、対話する中で、考え方や価値観が変わることもありそうです。詳しく書いていきますね。

魚座14度『キツネの皮をまとった女性』

 太陽は、水星と土星と重なって、知性や情報、コミュニケーションを表す3ハウスに滞在しています。
 サビアンシンボルは魚座14度『キツネの皮をまとった女性』という、自身や身内の利益のために優雅に立ち振る舞い、緊張した場を和らげる術を表す度数です。世渡り上手なシンボルですね。

 下弦の月を通して、どうするのが自分にとって利益になるのかを考える機会が訪れます。
 それは、言葉の使い方や伝え方に出てきますし、一番は、自分の考え方に現れるでしょう。

 月が射手座で自分自身を表す1ハウスにあるので、「ありのままの私」が素直に出てくる時でもあるのですが、タイミング的には丸腰で挑む時ではなく、頭で考えて機微を感じて、どう立ち振る舞うのがいいのかとか、どう伝えるのがいいのかを考えることに意識を向けた方がいいでしょう。

 純粋さや真っすぐさは美徳でもあると思いますが、それを踏まえた上で、周りをどう納得させるのかとか、どう伝えるのが自分にとって有利に働くのかとか、心理的な面で有利に立てる術を一つ、覚悟として持っておくといいのかなと思います。

 ちょっと小難しいですが、人の捉え方や受け止め方は様々で、言い方や伝え方によって、どんな状況にあったとしても、人として信頼してもらえるやり方みたいなものはあると思います。

 そういうタイミングだからこそ、真っすぐぶつかると、あれこれ言われる可能性はあるでしょう。

 「それってどうなの?」とか「上手くいくの?」とか、特に仕事や生活面など、現実的な所でのつっこみを入れられやすいです。

 それをきっかけに、自分のスタンスを改めて考えてみるといいと思います。

 「なぜ、それをするのか」「なぜ、それを学びたいのか」「なぜ、そう考えるのか」の「なぜ?」の部分に対して、自分なりの解を持っておくと、相手に誠実に話すことができますし、自分なりの答えを持っているなら、それ以上つっこまれることもないでしょう。

 それを考えることで、自分の覚悟も決まります。

 覚悟が決まると、生き方や在り方が変わるきっかけにもなります。

下弦の月から魚座新月までに意識したいこと

 『自分なりの答え』を持っておくことです。

 水星や土星が太陽に重なっているので、自ずと、覚悟や考えが固まるのですが、月とは葛藤の配置なので、それなりにモヤモヤすることはあります。

 また、水瓶座の火星や金星に対して、牡牛座の天王星が葛藤を投げかけているので「それってどうなの?」と現実的な側面でつっこまれることはあるでしょう。

 つっこまれたらつっこまれたで、じゃあ、自分はどう考えているのかを、しっかり自分自身と対話し落とし込んでいきましょう。

 常識や周りの意見に流されず、自分はどうなのかを、きちんと考えておくことが、自身の生き方や在り方となり、結果的に生き方や在り方が変わるきっかけになります。

 何を自分の人生で大切にしたいのか、きれいごとではなく、信念として、大事にしたいことを考えるタイミングとなるでしょう。

 あくまでも、自分の考えであることが重要です☆

 ご参考までに☆

 福本泰子

 

 

 


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