【2023/4/28】獅子座上弦の月

星の流れ

 4月28日 6時19分頃 獅子座で上弦の月でした。

 水星の逆行が21日から始まっていて、冥王星の逆行も2日から始まります。
 20日に日食が起こりましたが、5月6日には月蝕が起こります。

 天体の動きが騒がしく、何かと落ち着かない中での手放しのタイミングです。
 詳しく書いていきます。

未来を迎えるための準備期間

 太陽は牡牛座8度『雪のない時期のソリ』という、厳しい未来に対して備える度数で、ドラゴンヘッドと重なって、総決算や過去、直感やインスピレーション、無意識領域を表す12ハウスで起こっています。

 12ハウスには、牡牛座の水星や天王星も滞在し、牡羊座の木星も入っており、天体が4つ集まっています。12ハウスに星が集まると、ぼんやりしやすく、意識しにくいことも多いのですが、感覚的に掴めることがあるので、直感やインスピレーションは大事です。

 特に、水星に天王星が重なっているので、どんなに斬新なアイデアでもピンと来たことは、まず受け入れてみるといいでしょう。
 また、水星は逆行中で、過去と向き合うことで、閃きが起こりやすくなります。過去に考えていたことや感じていたこと、過去に出会った人と会うなど、「過去」に焦点を絞って向き合うと、過去から良いヒントをもらえることもありそう。

 ドラゴンヘッドも太陽に重なっているので、過去に繋がったご縁が再び輝きだすということもあるかもしれません。
 何かと向き合うことが多くなりますが、それはすべて「未来」に備えるために必要なことだと受け止め、逃げずに向き合うといいでしょう。勢いだけでこのまま突っ走るのは、ちょっと危険です。

あるべき理想を考え直してみる

 月が獅子座8度『ボルシェビキ運動を広める人』という、あるべき社会の理想を描き、その実現のために動く度数で起こっています。
 また、月はリリスとゆるく重なっているので、普段は隠している本音が出てきやすい時でもあります。月は、太陽と葛藤の配置のみで、星からのサポートを受けづらく、自分の気持ちは自分でコントロールするしかありません。

 また、月は言葉を表す3ハウスにあるので、強く怒ってしまうことや強い意志を示す、嫌な発言をしてしまうなど、言葉の扱いには注意した方が良さそう。
 普段は言わずに抑えられていることも、次の満月までは、抑えにくいところがあります。
 人から思いがけず、きつく怒られてしまうことや嫌なことを言われてしまうこともあるでしょう。

 ただ、その怒りは長く続くものではなく、むしろ、自分の価値観や考え方を変えるきっかけとなりそうです。

 また、勢いだけで進むのではなく、一度、立ち止まって考える時間も持つといいでしょう。
 視野を広げる学びを取り入れることで、無駄に気付くことができそう。

 無駄は悪いものではなりませんが、今は、目指す目標を絞って考えていく時期なので、「未来」に特別必要のないものであれば、今は横に置いておいた方がいいでしょう。

 ただ、絞る前に、たくさん話は聞いた方がいいですし、たくさん情報も仕入れるといいでしょう。今いる自分の世界だけを見るのではなく、大きく視野を広げたうえで絞ることがポイントです。

獅子座上弦の月まとめ

 ぼんやりとしやすく、感覚的に掴んでいくことが多いので、ピンと来たことは、ひとまず書き留めておいて。
 「過去」に考えていたことや古くからの知人、友人と会うと、良いアイデアをもらえることもありそう。過去出会った人とのご縁が再び輝いていくこともあります。

 今は、「未来」のために何をするのかを絞る時期で、そのために必要な学びや情報を積極的に取り入れると良し。絞る段階に来たら、無駄はどんどんと捨ててしまって。

 嫌なことを言われることもあれば、嫌なことを言ってしまうこともあるかも。自分の理想の世界に留まってしまうと、器を広げることが難しくなってしまうので、癇に障ることがあったとしても、今は、そっと横に置いて。目の前に来た出来事や出会い、知識や情報をあまり選ばずに取り入れてみるといいでしょう。

 広げて、広げて、そして選んで、絞っていく。
 何か言われたとしても、あきらめずに考え抜いてみてください。

 ご参考までに☆

 福本泰子

 

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