6月21日 1年のうちで最も日照時間が長く、陽が極まるタイミングです。
エネルギーが一番高まるタイミングでもあります。
占星術では夏至図を見ることで、秋分までの流れを読み解くことができます。
今年の夏至は、とにかく暑苦しい!(笑)
すでに、掲載している部分もありますが、改めて、夏至について書いていきますね。
吠える夏
夏至図では、熱く燃える火星がホロスコープを牽引しています。
恋愛、楽しみ、趣味、好き、投資、ビジネス、創造など、自らが喜び、自らが生み出すことに全神経を集中させ、普段は隠している欲望さえも使って、自分自身のすべてを見せることになるでしょう。成果が出るか出ないのかではなく、楽しいか楽しくないのか、自分らしいのか、自分らしくないのかに焦点があたります。
ただただ、自分の中にある喜びがあふれ出し、止められない印象です。
我慢していた自分自身の中にある情熱や想いが溢れ出て、一時的に噴火する感じです。
普段は隠している気持ちだったり、恋愛感情だったり、自分のエゴだったり、自己中心的な想いが出やすくなります。
それは、とても純粋でピュアな気持ちですが、コントロールが効かないのが問題です。そのため、勢いで行動してしまうと、争いを生む可能性もあります。
ただ、カッとなったとしても尾を引くことはなく、誰でもいいので話を聞いてもらえば、クールダウンし冷静さを取り戻すことができます。
最初に吠える瞬間のエネルギーはすさまじいので、怒りを感じた時は注意した方が良いかもしれません。逆に、出し切ってしまえばスッキリもします。
カッとなってしまったら、その後に、必ず話をする場を設けるようにはしておきましょう。
自分にあるものすべてを出し切ることで、恥ずかしい思いをするかもしれないし、プライドを傷つけられることあるかもしれません。全力で挑んでも負けて傷つくことだってあります。見せたくない自分を曝け出すことで、分かってくれる人も必ずいます。
自分でも気付くはずです。
隠しきれない情熱や想い、感情の裏にある純粋な自分自身の気持ちを。
最初に「吠える夏」と表しましたが、吠えたら吠えたなりに、気付くことがあります。
どんなに荒っぽい感情でも、情熱は情熱です。
課題になるのは、純粋な荒々しい自分の想いをどう昇華し、社会と溶け合っていくのかを考えることです。
本当に暑い(笑)
夏至図は、チャートルーラーである牡羊座の守護星である火星とリリスが重なっているのが特徴的で、もう出すもん出すしかない状況です(笑)。
それが、自分の癒しにもなります。
ただ、火星は牡牛座の天王星とは葛藤の配置なので、突発的なトラブルにはなりやすいです。
特に、5ハウスに火星とリリス、金星や月もゆるく重なっているので、恋愛は不倫や三角関係が多くなりそう…。
本人たちは楽しめますが、それが争いの火種になると、収拾をつけるのが結構大変かもしれません。
でも、楽しいこと自体が自分の癒しにもなるので、そこが厄介かも。
楽しいと思えば、恋愛だけじゃなく、人間関係も趣味も投資もビジネスも、子どもとの触れ合いや自分の喜びが溢れ出てくるので、それを止められる感じもしません。
それで、周りが見えなくなって、強引に進んでしまうことはありそうです。
自分では意図してないくても、突発的に波に乗らされてしまうようなこともあるので、何をしていても、どうあがいたとしても、そこに「情熱」があるのなら、一旦火が付くと、なかなか止められないように感じます。
気をつけたいのは、ゴーイングマイウェイにはなりやすいので、周りとの話し合いや連携を取ることは忘れないようにしたいということです。
自身の喜びに溢れ、情熱のままに、覚悟を持って進むのはいいのですが、決してそれが自分勝手になり過ぎないように、手を打つことは本当に大切になりそうですし、努力をする必要があります。
溢れる情熱がある時だからこそ、自分自身の喜びに気付き、幸せを感じる時でもありますが、力がある時だからこそ、乱暴にならないように心がけをすることが、より成熟した精神性への一歩になっていきそうです。
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暑い夏をもっと楽しむために♡
星の流れを掴んで、今、自分がどうするのがいいのかを確認してみてください☆
福本泰子
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