8月16日 18時37分頃 獅子座で新月です。
新月では「自身の想い」がくっきりと浮かび上がります。
それは、必ずしもきれいに飾られたものではなく、自分でさえも気付いていなかった「私自身」。
詳しく書いていきます。
トランスサタニアンと結びつく美しいカイト
新月図では、天王星、海王星、冥王星のトランスサタニアンたちが、乙女座の火星に対し、カイトを描いています。
カイトは大きな帆を立てて海へと進み出る船を表す図で、大きな目標やテーマを持って進み出ることを表しています。
この新月図では、トランスサタニアンが協力的に関わっていることが重要で、不思議な力が湧き前へと進み出る力を感じることもできます。
大いなる意志、宇宙の意図と表現できるかもしれません。
カイトの力を借りると、突き動かされるように前進していくことができるでしょう。
カイトの天頂にある乙女座の火星は、水星と重なって、7ハウスに滞在しています。
自分がどう在りたいのか、どういった目的を持っているのか、どんなテーマを持って進むのか、目標はどこか、何を目指すのかなど、具体的に描き行動に移すことで、ぐっと前に進める人も多いのではないかと思います。
新月が表す「自分自身」。
新月は獅子座24度『だらしないぼさぼさな男』という、行者や世捨て人を表すシンボルで起こっています。この男は、自分の内側に集中するあまり人目が気にならなくなっている様を表していて、それぐらい大切なことに集中し、時間を費やしていることを表しています。
また、新月は月の遠地点であるリリスと合。獅子座の金星とも緩く重なっていて、牡牛座の天王星とはタイトに葛藤を描いています。
大切なことは、思ってもみなかった「真実」でしょう。
自分が何を求め、何を欲しているのか。それが空に月が浮かび上がるように、くっきりと見つめることができます。
その月は、美しいだけではないでしょう。
悲しみや苦しみ、葛藤さえも映し出し、時には受け入れ難い「真実」かもしれません。
それでも、心が求めて仕方がないもの。
それなしでは、輝きを失ってしまうほど大切なこと…。
とても大切なメッセージを受けとる新月です。
嘘偽りのない「私」を信じ、立ち上がる強さも意識して。
「私」の生き方を左右するタイミングにもなるでしょう。
取り繕うことがない自分自身を見つめ、何を目指すのか。
どんな想いを知ったとしても、溺れないように前を向く。
ここで、嘘をついてはいけません。
きれいなものだけを見るのではなく、見たくないものにも目を向ける。
それが、どんなに心を痛めることであっても、それも自分なのだと理解し、本来の自分自身で生きることを考えるにはベストなタイミングとなります。
ご参考までに☆
福本泰子
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